高金利=インフレ水準

トルコリラは高金利通貨で有名な南アフリカランドよりも高く、世界最高の金利水準のため、日本円や米ドルなど低金利の通貨国との間で売買が行われています。しかし、トルコは政治的な不安やインフレ率が高いため、トルコリラの価値を下げてしまう要因が懸念されます。

為替によるリスクと対策

為替によるリスクは、為替レートの変動によって損失がでることを言います。100円で買ったドルを、90円の時に売ってしまうと、10円の損失が発生してしまいます。高金利のトルコリラは、低金利な日本円や米ドルなどとの間でキャリートレードが行われる通貨ですが、高金利の背景には高いインフレ率や政治的などに対する懸念があります。
トルコ共和国には、トルコリラの価値を下げてしまう要因があるということです。世界的に金利が低迷している現在、トルコリラの場合、金利が大きく変動するリスクもあるので、スワップに頼った長期間放置する手法はとても危険です。

金利変動のリスクと対策

スワップポイントを狙う場合は、金利による変動が大きくに損益に関わる非常に重要な要素です。複利運用をしている人は、投資の計画を大きく見直すことが多くあるでしょう。1年で半分の金利に下がる可能性があるトルコリラの金利は、今後景気回復の見込みはありますが、マイナー通貨のリスクを十分把握した上で、取引を行うことが必要です。また、トルコリラはレバレッジを控えめに扱うことが重要ですが、レバレッジを高めてスワップを狙っていく手法は含み損が増える可能性がとても高いので、レバレッジをかける時は損切りなど損失の拡大を防ぐことを徹底する必要があります。

流動性によるリスクと対策

外国為替証拠金取引は株式より取引が行いやすいというメリットがあり、流動性が高いといわれています。ドル円など主要通貨は、24時間いつでも売買が速やかに行われますが、流動性が低いトルコリラは、ドル円のように速やかに売買が執行されません。その背景には、取引時間が少ない時間帯があり、その間の時間にスプレッドの幅が通常の倍以上に拡大することや市場に価格が付かないことなど、取引自体ができないことがあります。注目されている通過ではありますが、まだまだ取引が盛んではないということを理解する必要があります。

政治的なリスクと対策

トルコはEU加盟の申請を行ってますが、なかなか欧州入りが実現しないその背景には人権問題への指摘があります。 トルコが抱えている外交問題には、キプロス問題があります。すでEU加盟入りを果たしているギリシャとの問題の中にキプロス問題があります。ギリシャ系トルコ系住民による内戦状態の問題を解決すること、国内の人権問題ではクルド人に対する扱いが問題となっています。EU加盟に関する話題に注目しておくことが大事です。

インフレによるリスクと対策

インフレとは、インフレーションのことで、物価が上昇し続け、お金の価値がなくなってしますことをいいます。分かり易く説明すると、物価の上昇とは、10万円で売られていたものが11万円になることが物価の上昇ですので、通貨1円あたりの価値が小さくなっていることを示します。
高金利の通貨は、インフレの打開政策として高金利政策を行われていますので、トルコリラの金利が高いのも、インフレ抑制政策と考えます。
普通インフレを起こす場合は、通貨の価値が何十年という時間をかけ叙叙に進んでいくものですが、トルコの場合は、短期間で何倍ものインフレを起こしている例が過去にあります。インフレが適度に起こる場合は、経済の成長に伴うものとしてみることができますが、激しく通貨の価値を下げてしまうとうことから注意が必要です。 インフレが進めば、金利が上がり、高いスワップがもらえると簡単なことではないので、長期投資が必要となるスワップを狙う場合、長期投資の判断が難しくなるでしょう。