トルコリラの歴史

2004年まで発行されて、2005年末まで流通していたトルコリラ。トルコ語ではテュルク・リラスと呼ばれ、略称はTL。今現在もトルコリラと名称がついていますが、2005年以降発行された新トルコリラの改称が今のトルコリラです。

トルコの旧通貨のトルコリラ

トルコの補助単位はクルシュです。日本円だと銭、ドルだとセントということになります。クルシュは、オスマン帝国時代に使われていた銀貨の単位です。19世紀の後半に行われたデノミの際にクルシュにかわって新しい通貨の単位ができました。それが旧通貨の「リラ」です。2004年には、硬貨25万TL、10万TL、5万TLと紙幣の2,000万TL、1,000万TL、500万TL、100万TL、50万TL、25万TLが発行され、紙幣の肖像・硬貨の刻印はすべて、トルコ共和国の初代大統領のムスタファ・ケマル・アタテュルクで、紙幣は色別で区別されていました。2005年以前トルコリラはインフレが進んだため、クルシュの単位は通用していませんでした。

新トルコリラ

2005年に事実上の100万分の1のデノミが行われ、新トルコリラと新しく通貨が発行されました。100万トルコリラ=1新トルコリラとなり、1新トルコリラが100新クルシュとなり、2005年の間は新トルコリラと旧トルコリラは併用されましたが、2006年に新トルコリラに統一されました。

現在のトルコリラ

現在のトルコリラは2009年から再びトルコリラに名称を戻し、新たに新紙幣が発行されました。2009年限りで新トルコリラは廃止される予定です。新トルコリラは過去に流通していた旧トルコリラではなくて、新トルコリラの改称であると考えられます。